2023年にFileMakerバージョンの名称が変わりました。
新たしい名称は「Claris FileMaker 2023」です。
FileMakerがClaris製品の一部となりFileMakerの歴史において大きな変更となりました。
これまでのFileMaker Proは、バージョン19から小数点以下の数値をカウントアップする形で、19.2、19.3と続いてきました。そのままのバージョン名称だと次は「19.7」でしたが、「2023」という年を冠した名称は驚きと戸惑いです。
この名称変更の背景や理由説明は、端的に 年にしたほうが分かりやすい とのことです。
いやいや分からんて
FileMaker 2023と言ってもFileMakerのアプリバージョンは20.x.xです。
余計わかりません!
ファイルメーカーのバージョン
- FileMaker 18 = 18.x.x
- FileMaker 19 = 19.x.x
- FileMaker 2023 = 20.x.x
FileMaker 2023 といえば FileMaker20 でFileMaker20と言ってもFileMaker 2023です。
FileMakerを購入する際は「2023」ですが、インストールすると「20」が出てくるのでパソコンに慣れていない方は混乱するでしょう。
まあファイルメーカーを使う方は歴史がある方が多いのでおそらく気にしていないのではと思っております。ユーザーフレンドリーとは思えませんがね。
ちなみにファイル拡張子は変更なく「.fmp12」です。以前の拡張子は「.fmp7」です。拡張子は、その時のバージョンがfmpの後に数字でついています。このルールそのままで拡張子が変わっていたら「.fmp2023」だったかもしれません。
そして、アプリアイコンが新しく刷新?されました。
iOSのFileMaker Goはアイコンの下にあるアプリ名が「FileMaker Go」だけになりました。
「FileMaker Go 19」のときは黒いパックマン風のアイコンの下に「FileMaker Go 19」と「FileMaker Go 18」のときはフォルダー風のアイコンの下に「FileMaker Go 18」と書かれていたのでアイコンが変わっても文字を読めばわかりましたが、FileMaker2023から数字の記載がなくなったため今後混乱することがあるでしょう。古いアプリは削除しろとの圧力かもしれません。
個人的な意見ですが、アイコンを変えたい気持ちは分からないでもないですが、はっきり言ってダサいです。
パソコン版「FileMaker Pro 2023」をインストールするとアイコンやショートカットフォルダは「FileMaker Pro」になります。インストールフォルダは「FileMaker Pro 20」です。
バージョンは書かれていません。どうせダサいアイコンならアイコンに数字を書いて安っぽくしたほうがいいかと思います。もっともらしい感じで新しいアイコンを発表して、次には別の新しいアイコンになってるのですからね。
ファイルメーカーはエンドユーザーのソフトでなく開発者のソフトなので色々な変更があっても説明するのはデベロッパーの仕事と考えているのかもしれないと。感じながらお客様に説明しています。
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